プロンプトの特殊な構文の書き方【Stable Diffusion web UI Prompt】
TLDRこのビデオでは、プロンプトの特殊な構文を使用した画像生成について解説しています。プロンプト内の単語を強調したり抑制したりする方法を紹介し、新しい構文について再確認します。また、スケジューラーやオルタネイティブワード、コンポーザブルディフュージョンなどの手法も紹介されています。これらの方法は、Stable DiffusionのWeb UIの機能を使用して実現できますが、UIが異なる場合は使えません。映像では、プロンプトを通じて鳥の数が増加したり減少したりするデモンストレーションも行われています。最後に、プロンプトのスケジュールや、ステップごとに言葉を入れ替えることで、画像生成の柔軟性を高める方法も解説されています。映像は、Stable Diffusionの画像生成の可能性と、その複雑さについても触れています。
Takeaways
- 📝 プロンプト特殊構文の書き方とその効果について解説する動画です。
- 🔍 プロンプト内での言葉の注目度を強調または抑制するための新しい構文を再確認できます。
- 🔄 スケジューラーとオルタネイティングワースを用いて、ステップごとに言葉を差し替える方法が紹介されています。
- 🎨 画像生成において、特定の要素(例:鳥)の数を増やすことで、その要素が強調表示されることがあります。
- 🔢 強調を表すためにカッコを使用し、中の数字で注目度を調整します。例:[鳥] 1.2倍。
- 🚫 旧式の構文(カッコの多重化)は現在は使用されず、コロンを使って倍率を指定する方式が採用されています。
- 🔐 特殊な意味を持つカッコや大括弧をエスケープするには、バックスラッシュを使用します。
- ⏱️ プロンプトのスケジュールを設定することで、画像生成の途中で言葉が差し替わることがあります。
- 🔄 ステップごとに言葉を交互に入れ替える場合、大括弧を使用して区切ることができます。
- 💡 例え話やエラーの説明もあり、テーブルディフュージョンの効果や使い方についても触れられています。
- 📌 動画の最後に、チャンネル登録や高評価の呼びかけが行われています。
Q & A
プロンプトの特殊な構文はどのように使用できますか?
-プロンプトの特殊な構文を使用することで、文章内の特定の言葉の注目度を強調したり抑制することができます。
プロンプト内で言葉の強調を表現する方法は何ですか?
-言葉をカッコで囲み、中に1.1倍の倍率を追加することで強調できます。例えば、(言葉):1.1 と書くことで、その言葉が強調されます。
カッコの多重化はどのように影響を与えますか?
-カッコを多重化すると、強調の程度がさらに増します。例えば、((言葉)):1.1×1.1 は、単に (言葉):1.1 よりも強調度が高くなります。
新しいプロンプト構文では、どのように言葉の抑制を表現するのですか?
-新しいプロンプト構文では、カッコを使って言葉の後ろに0.9や0.8などの小数点を追加することで、その言葉を抑制できます。
プロンプト内で特別な意味を持たせたくないカッコや大括弧はどのようにエスケープするのですか?
-特別な意味を持たせたくない場合は、バックスラッシュ(\)をカッコや大括弧の直前につけてエスケープします。
スケジューラーとは何ですか?
-スケジューラーは、プロンプト内での言葉をサンプリングステップ数に基づいて差し替える機能です。これにより、画像生成の途中で特定の言葉が入れ替わるようになります。
サンプリングステップスを指定する方法は何ですか?
-サンプリングステップスは、プロンプト内で「from」と「to」の間に大括弧で囲まれた数字を設定することで指定します。例えば、{from:2 to:8} とすると、2から8までのステップで言葉が差し替わります。
オルタネイティングワースとは何ですか?
-オルタネイティングワースは、ステップごとに異なる言葉を入れ替える機能です。大括弧内で縦棒(|)で区切って言葉を列挙し、AIがそれらの言葉を交互に入れ替えるようになります。
コンピュータブルディフュージョンとは何ですか?
-コンピュータブルディフュージョンは、プロンプト内で大文字の「and」で繋がれた言葉を混ぜてAIが画像を生成する機能です。これにより、猫と犬を同時に考慮して絵を描くことができます。
テーブルディフュージョンの効果を実感しにくい理由は何ですか?
-テーブルディフュージョンは別々の人や動物を一つにまとめてしまうため、効果を実感しにくいことがあります。時々、予想外の結果が得られることがあります。
プロンプトの特殊な構文を正しく使用することの重要性は何ですか?
-プロンプトの特殊な構文を正しく使用することは、AIがユーザーの意図した通りの画像を生成する上で非常に重要です。誤った使用方法は、予想外の結果を生み出すことがあります。
Outlines
📝 Understanding Prompt Syntax for Image Generation
The first paragraph introduces the concept of controlling the prominence of words within a prompt to influence the output of an image generation AI. It explains the syntax for emphasizing or suppressing words, using brackets and colons to adjust the weight of words in the prompt. The paragraph also discusses the limitations of these features depending on the user interface (UI) of the AI tool being used. An example is given where the user wants to increase the number of birds in an image, and it's shown how to use the control keys to adjust the number of birds depicted. The paragraph concludes with a note on the evolution of prompt syntax and the need to escape special characters if the user wants to use them literally in their prompts.
🔄 Advanced Techniques for Prompt Manipulation
The second paragraph delves into advanced techniques for manipulating prompts to achieve desired results in image generation. It covers the use of schedulers to swap words at specific steps, alternating words to create a mix, and compositing diffusion to blend elements. The paragraph explains how these techniques are not native to the diffusion model itself but are features found in the UI, which means they may not be available in all interfaces. The content also touches on the process of creating prompts with specific instructions for the AI to follow, such as swapping words at certain steps or percentages of sampling steps. It concludes with a discussion on the current challenges and excitement surrounding the possibilities of image generation AI, acknowledging the thrill of both achieving intended results and the serendipity of unexpected creations.
Mindmap
Keywords
💡プロンプト
💡注目度
💡抑制
💡スケジューラー
💡コンポーザブルディフュージョン
💡エスケープ
💡ノイズ画像
💡サンプリングステップス
💡オルタネイティブ
💡アンド
💡キメラ
Highlights
プロンプトの特殊な構文を使って、画像生成の精度を上げる方法を学ぶことができます。
プロンプト内の言葉の注目度を強調したり抑制したりすることができます。
カッコを使って注目度を設定し、1.1倍などの倍率を指定して強調できます。
カッコの多重化は廃止され、コロンの後に倍率を書く方法が推奨されています。
大括弧は以前は注目度の抑制に使われていましたが、今はカッコと0.9などの倍率で抑制が行えます。
プロンプトにカッコや大括弧をそのまま使いたい場合は、バックスラッシュでエスケープする必要があります。
スケジューラー機能を使って、ステップごとに言葉を入れ替えて画像を変化させることができます。
大括弧を使って、フロントと差し替える言葉を指定し、AIが自動的に言葉を入れ替えます。
サンプリングステップスで指定した割合で、プロンプトの言葉を差し替えることも可能です。
プロンプトの省略により、途中から言葉を追加したり削除したりすることが可能です。
オルタネイティブ機能で、ステップごとに異なる言葉を交互に入れ替えて画像を生成します。
コンポーザブルディフュージョンは、複数の要素を組み合わせて新しい画像を創造します。
アンドを使用して、別々の要素を一つの画像に確実にまとめ上げることができます。
ステーブルディフュージョンの画像生成AIは、意図しない絵を生成する可能性がありますが、その不確定性も楽しいところです。
プロンプトの特殊な構文を理解し、使いこなすことで、より正確な画像を生成することができます。
プロンプトの特殊な構文を使った例として、犬とワニが混ざった画像が生成される様子が説明されています。
スケジューラーやオルタネイティブを使用することで、狙った絵をより実現しやすくなります。
ステーブルディフュージョンの機能を使い分けることで、多様な画像生成の可能性を探求できます。
プロンプトの特殊な構文を駆使して、画像生成AIの可能性を最大限に引き出しましょう。