画像生成AIモデル Kolors の概要と試し方を解説!(画像生成AI / SD3 / Midjourney)

サファはユーチューバー【AIイラスト】
20 Jul 202405:25

TLDR新しく登場した画像生成AIモデル「カラーズ」について解説します。2024年7月6日にクアシテクノロジー社がリリースしたこのモデルは、テキストエンコーダにチャットGLM3を採用し、英語と中国語の両方に対応しています。また、SDXLと同じネットワークアーキテクチャを使用し、再キャプション化による学習データの質向上も行っています。無料で利用可能で、特にミッドジャーニーやステーブルディフュージョン3のような高画質画像生成が期待できるため、要チェックです。デモページやconfUIで試すことができます。

Takeaways

  • 😀 Kolorsは中国のクアシテクノロジー社が2024年7月6日にリリースした画像生成AIモデルです。
  • 🔍 Kolorsはテキストエンコーダとして、ClipやT5ではなく、Chitglm3ベースを採用しており、英語と中国語の両方に対応しています。
  • 🌐 Chitglm3ベースは中国語の言語モデルとして機能し、Kolorsは中国語も理解できるとされています。
  • 🏗️ KolorsのネットワークアーキテクチャはSDXLではなく、トランスフォーマーを使用しています。
  • 📚 学習データの質向上のため、マルチモーダル大規模言語モデルmlmを用いた再キャプション化が行われています。
  • 🆓 Kolorsは無料で利用が可能で、コンフUIなどでは対応するカスタムノードが出ています。
  • 🎨 Kolorsは高画質の画像を生成することができ、ステーブルディフュージョン3やMidjourney V6に近い品質を提供しています。
  • 💻 すでにデモページが用意されており、プロンプトを入力することで画像生成を試すことができます。
  • 📝 プロンプトの記述はシンプルで、品質系プロンプトをシンプルに記述することが推奨されています。
  • 🔄 ネガティブプロンプトは不要とされており、詳細は外部記事で解説されています。
  • 🌟 Kolorsベースのモデルも既に他のAIプラットフォームで利用でき、今後の盛り上がりが期待されています。

Q & A

  • カラーズとはどのような画像生成AIモデルですか?

    -カラーズは中国のクアシテクノロジー社が2024年7月6日にリリースした画像生成AIモデルで、テキストエンコーダにチャットGLM3を採用し、英語と中国語の両方に対応しています。

  • カラーズの特徴は何ですか?

    -カラーズの特徴は、テキストエンコーダとしてチャットGLM3を採用していること、そしてSDXLと同じネットワークアーキテクチャを使用していることです。また、再キャプション化を行うことで学習データの質を向上させています。

  • カラーズはどの言語に対応していますか?

    -カラーズは英語と中国語に対応しています。

  • チャットGLM3とは何ですか?

    -チャットGLM3は中国語に特化した言語モデルで、カラーズではこのモデルを使用してテキストエンコーダを実現しています。

  • カラーズの画像生成能力はどのくらいですか?

    -カラーズはステーブルディフュージョン3ミディアムのベースモデルを上回る画質を備えており、ステーブルイメージウルトラやMidjourney V6に近い高画質を実現しています。

  • カラーズを利用するにはどうすれば良いですか?

    -カラーズは無料で利用可能で、デモページにアクセスしてプロンプトを入力することで画像生成を試すことができます。また、ConfUIなどのカスタムノードでも利用できます。

  • カラーズのプロンプトには特徴がありますか?

    -カラーズのプロンプトはシンプルに記述する方が良い結果が得られる傾向にあります。ネガティブプロンプトも不要です。

  • ConfUIでカラーズを利用するにはどうすれば良いですか?

    -ConfUIでカラーズを利用するには、カラーズMzというカスタムノードを使用することで可能です。

  • カラーズの今後の展開についてどう思いますか?

    -カラーズベースのモデルもすでにシットAIなどに登場しており、今後さらに盛り上がる可能性があります。

  • このチャンネルではどのような内容が提供されていますか?

    -このチャンネルでは、画像生成AIニュースやAI実写化などの動画を日々投稿しています。

Outlines

00:00

🤖 Introduction to a New AI Model 'Colors'

This paragraph introduces a new AI model called 'Colors' released by a Chinese technology company on July 6, 2024. It highlights the model's unique features, such as its text encoder based on the Chinese language model 'Chatglm3', which supports both English and Chinese. The model also employs a different network architecture, SDXL, and uses a multimodal large-scale language model 'mlm' for improved learning data quality. The paragraph mentions that 'Colors' is free to use and has already been integrated into custom nodes for platforms like Conf UI. It also suggests that 'Colors' surpasses the base model of Stable Diffusion 3 in terms of image quality, approaching the high quality of models like 'Stable Image Ultra' and 'Midjourney V6'.

05:02

📢 Invitation to Subscribe for AI-Related Content

The second paragraph serves as a call to action for viewers to subscribe to the channel for regular updates on AI-related topics, including news about image-generating AI and AI artists. It expresses gratitude for viewership and encourages subscription as a form of support and motivation for the channel. The paragraph ends with a polite thank you and a sign-off, indicating the end of the video with a musical note.

Mindmap

Keywords

💡画像生成AIモデル

画像生成AIモデルとは、テキストやその他の入力から新しい画像を自動生成する人工知能の技術です。このビデオでは、特に中国のクアシテクノロジー社が開発した「カラーズ」という新しいモデルについて紹介しています。このモデルはテキストをもとに高品質の画像を生成することができ、ビデオの主題である最新のAI技術の進歩を象徴しています。

💡クアシテクノロジー社

クアシテクノロジー社は、中国の企業で、2024年7月に画像生成AIモデル「カラーズ」をリリースしました。この会社は、AI技術の分野で進歩を遂げており、ビデオの中ではその革新的なモデルを通じてその能力を証明しています。

💡テキストエンコーダ

テキストエンコーダは、画像生成AIモデルの中でテキストを画像に変換するためのコンポーネントです。カラーズでは、通常のクリップやT5の代わりに、チットglm3ベースを使用しています。これは英語と中国語の両方を対応しており、ビデオではその多言語対応能力が強調されています。

💡SDXL

SDXLは、カラーズが採用しているネットワークアーキテクチャの略称で、画像生成の質を向上させるために使用されています。このアーキテクチャは、従来のトランスフォーマーとは異なるアプローチを採用しており、ビデオの中でその効果が示されています。

💡マルチモーダル大規模言語モデル

マルチモーダル大規模言語モデルとは、画像だけでなく音声やテキストなどの異なるタイプのデータを扱うことができるAIモデルです。カラーズは、このようなモデルを用いて学習データの質を向上させ、ノイズや不正確な情報を減らしています。

💡再キャプション化

再キャプション化は、画像のキャプションを改善するプロセスで、カラーズではノイズや不正確な情報を排除するために使用されています。ビデオでは、このプロセスがカラーズの高精度な画像生成能力に寄与していると説明されています。

💡プロンプト

プロンプトは、画像生成AIに入力するテキストで、生成される画像のスタイルや内容を指定します。ビデオでは、カラーズがシンプルで品質の高いプロンプトを好むことが示されており、具体的な例として使用されています。

💡デモ

デモとは、テクノロジーやソフトウェアの機能を実際に見せるためのサンプルやテストバージョンです。ビデオでは、カラーズのデモページへのアクセス方法が紹介されており、そこでプロンプトを入力して画像生成を試すことができます。

💡ステーブルディフュージョン

ステーブルディフュージョンは、高品質な画像生成AIの1つであり、カラーズはその画質を上回る能力を持っているとビデオで述べています。このキーワードは、カラーズの性能を比較するために使用されており、その卓越した画質を強調しています。

💡無料

無料とは、カラーズを使用するためのコストがかからないことを指します。ビデオでは、このモデルが無料で利用可能であることが強調されており、特に経済的な負担をかけたくないユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。

💡コンフUI

コンフUIとは、カスタムノードを用いてカラーズを動かすためのユーザーインターフェースです。ビデオでは、コンフUIでのカラーズの使用法が紹介されており、ユーザーがカスタムノードを通じてモデルを活用する方法が説明されています。

💡ミッドジャーニー

ミッドジャーニーは、ビデオの中でカラーズが生成する画像の雰囲気を比較する際に使用されたキーワードです。カラーズは、ミッドジャーニーのような高画質の画像を生成することができ、ビデオではその能力が示されています。

Highlights

画像生成AIモデルKolorsが2024年7月6日にリリースされました。

Kolorsは中国のクアシテクノロジー社が開発しています。

テキストエンコーダにはClipやT5ではなく、Chatglm3ベースを使用しています。

Kolorsは英語と中国語の両方に対応しています。

Chatglm3ベースは中国語の言語モデルに基づいており、中国語も理解できます。

ネットワークアーキテクチャはSDXLを使用しており、マルチモーダル大規模言語モデルmlmを用いて再キャプション化を行っています。

Kolorsは無料で利用が可能で、コンフィギュレーションUIなどに対応しています。

Kolorsは高品質の画像を生成することができ、Stable Diffusion 3やMidjourney V6と比較されるほどの画質を備えています。

Kolorsはプロンプトに特徴的な表現は必要ありませんが、シンプルな記述で品質の高い結果を得られます。

Kolorsはデモページからアクセスし、プロンプトを入力することで画像生成を試すことができます。

KolorsはコンフィギュレーションUIでカスタムノードを使って動かすことができます。

Kolorsベースのモデルは既に他のAIプラットフォームで使用されています。

Kolorsは無料で利用できるため、お金を払うほどでもないがミッドジャーニーのような画像を作りたい人は試してみる価値があります。

Kolorsは今後のAI画像生成技術の発展に期待されるモデルです。

Kolorsはステーブルディフュージョンやミッドジャーニーと同様の雰囲気の画像を生成できます。

Kolorsの詳細な解説は、特定のブログ記事で読むことができます。

Kolorsは画像生成AIニュースやAI実写家に関する情報を提供しているチャンネルで紹介されています。